大牟田市立総合病院
- 2018.05.22 |
現在、2人の腎臓内科常勤医にて慢性腎不全・急性腎不全・電解質異常・透析合併症・ブラッドアクセストラブル・アフェレーシスと幅広く診療を行っています。
腎センターの透析ベッド数は18床で、外来維持透析患者以外にも透析導入患者や重症度の高い入院透析患者を中心に治療しており、近隣の透析クリニックの紹介患者に対してはできる限り迅速に受け入れることができるよう体制を整えています。その他、持続的血液濾過透析・血漿交換・血液吸着・白血球除去療法など各種血液浄化療法にも対応可能です。
血液透析患者のバスキュラーアクセストラブルに対しては当科で経皮的血管拡張術 (PTA)を行っていますが、年々症例数が増加しており、昨年度のPTA数は182例でありました。毎週水曜日の午前がPTAの治療日となっておりますが、それ以外にもなるべく対応できるよう取り組んでいます。
また、シャント手術(再建術も含む)においては、当院血管外科と協力して作製に当たっています。以上のように、南福岡の腎臓病を守る基幹病院としての責任のもと、研修医の指導も含めて誠心誠意頑張っていきます。