深水圭教授が終末糖化産物(AGEs)に関する研究で、特許を取得されました。

昨年、5月にTBSテレビ「夢の扉+」で共同研究者でもあられる当大学 糖尿病性血管合併症病態・治療学 教授 山岸昌一先生の研究が放映されてご存知の方もいらっしゃると思いますが、終末糖化産物(AGEs)は、糖尿病などで慢性的に高血糖が続くと、血液中や組織内に生成促進されます。そして、糖尿病性合併症の発症および進展にAGEsが関与しています。これまでにAGEsの形成阻害やAGEs受容体の拮抗などによる治療・予防が試みられていますが十分な結果を得られていませんでした。
本発明AGEs結合アプタマーは、従来の視点にない、新規な概念による腎保護・及び腎機能障害への治療薬剤として期待されます。今後の動きにも注目してください。