第24回 日本腹膜透析医学会 学術集会・総会にて ~2日目~
- 2018.10.11 | ブログ
さて、やってまいりました腹膜透析学会2日目です!🌞
2日目は朝のAM10時から伊藤先生の優秀演題が口演発表ということもあり、参加していたメンバーは少しピリピリムード⚡
わたくし平田はAM9時くらいまで自分の発表の練習をしてから会場入りしました‼💨
自分の発表は伊藤先生の発表後から30分くらいで開始予定だったので、会場入りしてからは森山先生とポスター展示の準備をして、発表の際のイメージトレーニングをしつつ、会場内をウロウロしていました🚶💨
ポスター発表には腹膜透析患者さんの症例報告が多数を占めていましたが、規模の大きい施設からは指導介入後のADL拡大や、腹膜炎予防、残存腎機能についての発表などが多数見受けられました。後はsimple PD、ファーストPD+HD併用、新しい夜間腹膜透析の機械を使用した検討なんかもありテーマは盛りだくさん💪💢
腹膜透析の未来に焦点を当てた発表が多かった印象でした。
さて、そうこうしているうちに伊藤先生の口演発表の時間がやってまいりました😲‼
発表演題は『L-カルニチン補充療法は腹膜透析における残存腎機能を温存する』です。
L-カルニチンってなんですか👀❓
っていう方も、このブログを読んでいる方の中にはいると思いますが、カルニチンの説明をすると大変な説明量になるので、発表自体をものすごく簡単にくだいて言いますと。
血液透析、腹膜透析は体に不必要な物質を腎臓の代わりに除去しつつ、尿が出ない分の水を除去する治療です。でも実際は体に必要なものの一部を透析により喪失していて、その喪失した物質が体に変化(特に代謝関係)をもたらしているかもしれないっていうのが知られています。
では、喪失しているものとしてL-カルニチンが明らかになったので、それを補充すればどうなるかを調べてみたら残存腎機能に良い効果があったので、その機序も検討してみたので発表しますよ。
って内容なんですが、今の説明した内容を科学的に証拠を揃えて結論付けするのってまぁ大変な道のりなんです。
発表は6分間、質疑応答は4分間。
伊藤先生、頑張って下さい‼と久留米大学病院腎臓内科から参加した一同、会場の前の席で発表を見守っていました。無事発表は終了🍵
質疑応答の4分間にたくさん質問がありました、みんなこの領域に興味深々なんだなぁと改めて感じました。
さて、その後にわたくし平田のポスター発表がありました👀‼
過去に発表の経験はありましたが、やはり発表って緊張しますね。嬉しいことに発表に対する質問もあって一生懸命答えました💦
フゥー疲れたぁ‼👄💨
その後、深水教授のランチョンセミナーに参加致しました。ランチョンセミナーっていうのはお弁当や軽食🍱を食べながら聞くセミナーの事です。🍙
そして、夕方15時になり、閉会前に口演発表に選ばれた各セッションの演題から最優秀演題が発表されました‼
何度も説明していますが、久留米大学病院腎臓内科からは伊藤先生がエントリーしています‼
会場の壇上中央に学会の大会長が発表します。ゴクリッ💦
大会長『第24回腹膜透析学会、最優秀演題は、、、
ゴクリッ💦
。。。。。💦
。。。。。。💦
。。。。。。。💦
。。。。。。。。💦
久留米大学病院腎臓内科、伊藤 佐久耶 先生です‼』
やったー☺💕
なんとなんと‼伊藤 佐久耶 先生の発表が最優秀演題賞に選ばれました㊗🎉🎊🎉㊗
素晴らしい‼
各セッションで選ばれた4名と学会大会長の岡田先生と記念撮影です📸✨
フゥー‼カッコいい‼
こうして無事、第24回腹膜透析学会は閉会致しました。
さて、いかがだったでしょうか。
学会の雰囲気が少しでも伝わったら幸いです。自分が参加させて頂いた学会については、また当ブログで報告させて頂きますのでヨロシクお願いします🤲✨
わたくしごとになってしまいますが、なんとか、無事ポスター発表を終えることができました‼ポスター作成の際に協力して頂いた医局の先生方、自分の発表があるにも関わらず時間を割いて頂いた伊藤先生、森山先生。本当にありがとうございました‼🙇
そして、伊藤先生、本当におめでとうございます🍾🎉㊗